下田島の控え室

今日の夕飯

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今日は早めに仕事が終わりました。

 

今日は水曜日です。
クリーニングを出さなければならない日なので
(私が勝手に決めているだけです)
寄り道をせず帰宅の徒に。

 

何もせず帰るのもあれなので
少し散歩して帰ることにしました。

 

ある駅で降りると駅のコンコースは
人で大賑わいでした。

 

暑苦しさを感じて改札を出て、
少し坂を上っていくと
人の気配はゆっくり消えていきます。

さっきまで焼き鳥か焼肉かいい匂いがして
いましたが、それもすーと消えていきます。

赤ちょうちんがちらりほらり、
薄暗い暗闇をタクシーが通過していきます。

わたしはただ、すたすた歩いているのですが、
時々電車に抜かれるのも
寂しい気持ちになりました。

 


また、明かりが見えてきました。

ガード下を抜けて、
ネオンがきらりきらり、
食べ物と洗剤と人のにおいが混じったような
そんな街を歩いていきます。

 

今日はあの店に行こう。
私は様々な誘惑の中から一つの店を
頭の中で思い浮かべ
ゆっくりとまた歩いていきます。

 

この町はいつもはもっと人が
いるはずなのですが
今日は思ったより控えめな感じ。
あの店もきっとすいているだろう。


そう思って券売機のところに向かうと

一人の若いバンドマン的な男性が
入るのを悩んでいました。
そして、いつもの店頭のメニュー版には
おいしそうなメニューが。

 

私はなかなか悩む青年を潜り抜け
券売機で券を買って、横目で店内を見る。
おお、少し混んでいる。

私は落ち着いて食べたい派なのだ。
一瞬そんな気が頭の中でかけめぐりました。

 

店の中に入ると、いらしゃいませの
明るい掛け声とばたばた動く
店員さん。
そして客が5人くらい。

 

一人ですべて
切り盛りしているんだからすごい。
そんなことをわずかな間に考えていたら、
外で悩んでいたバンドマン青年も入ってきた。
そして、相席に。
向かい側の席にいらっしゃいました。

 

私、相席苦手なんです。

 

相席の向こうに見える
中年のおっさんたちを遠目で見ながら
食事が来るのを待っていました。

 

客といっても全員男。
誰かがタバコを吸っているわけではないのに
なんか煙い。


むさくるしい。


いや、煙は厨房のほうから
やってきているのかもしれませんね。


一抹の気まずさを煙でごまかしながら、
私のほうへ食事が先に届きました。


チキントマト煮こみとサラダなど。
ごはん、みそ汁、揚げ物もついています。
これでワンコインちょっとだから、
すごすぎる。

 

私が食べるのに夢中になっている間も
バンドマン風の彼は
落ち着きなさそうでした。


でも逆の立場だったら・・・
私も落ち着きなくしていたでしょう。
まあそんなもんだろうと考える落ち着きが、
今はあります。


チキントマト煮込みはお肉がジューシー。
とろとろのキャベツ。
そして水菜のシャキシャキしたサラダが
おいしい。

 

食べている間はほかのことなんか、
ほんとは気にしていない、はず。


気にするといえば、店員さんの明るい掛け声。
「いらっしゃいませ」「どうも」
今年10本の指に入るくらいの
明るいすばらしい接客だ。


おいしい料理と、店員さん、
そしてバンドマン。
ごちそうさまでした。そして、ありがとう。

 

私は店員さんに声をかけ、
家へと向かっていったのでありました。

 

ちなみに、今日の店員さんは女性でしたよ。

 

※写真は今回の料理と
全く関係ありませんよ。そもそもキムチだし。