下田島の控え室

八戸駅を新八戸駅に

タイトルのような運動が、たしか2~3年前にあったような気がする。

 

皆さんもきっとご存知の青森県八戸市。市の玄関口と中心街が大きく離れていることが、八戸市のウィークポイントとしてよく上げられる。新幹線も停車する八戸の玄関口は「八戸駅」で、中心街の最寄りは、ローカル線のJR八戸線本八戸駅」なのだ。

 

実際に八戸駅から中心街までどれくらいかかるかというと…

 

徒歩1時間…w 明らかに遠すぎるのである。

 

八戸に来た方が最初に思うこととして「あまり栄えていない‥‥」というのも否めない。

 

八戸駅、駅舎は立派でも、

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青空\(^o^)/

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画像引用:新幹線八戸駅周辺の紹介 その1 八戸駅前

 

2002年に新幹線が開通し、もう15年以上経つ中で、玄関口である八戸駅を「新八戸駅」に、中心街の最寄である本八戸駅を「八戸駅」に変更し、イメージアップを図ろうとする動きがあった。

 

ただ、その動きも一過性のものだった。すぐ収まったのは、もともと八戸駅本八戸駅はそれぞれなじみがある名前だからだと思う。

 

八戸駅はもともと「尻内駅」という名前で、本八戸駅が「八戸駅」となっていた。しかし、尻内駅が八戸市編入され、1971年に名前が変更された。尻内駅(現:八戸駅)は東北本線が通っており交通の要所だったことから、尻内駅が八戸駅となることは当然といえたのかもしれない。

 

そんな経緯もあり、かつ駅名が変更されてから40年も経つため、市民の間では、八戸駅は「しりうち」と呼ぶ人もいまだに多いし、本八戸駅は圧倒的に「ほんぱち」と呼ばれているのである。(ほんぱちは若者世代にもほぼ通用する)

 

市民になじんでいる駅名を変更することには抵抗もあり、観光客へのイメージアップを図る「新八戸駅」への駅名変更は無くなった。

 

しかし、駅名を変更せずとも、開業後15年で八戸は大きく変わった。

 

下北や奥入瀬渓流八甲田山へのハブ拠点としてたくさんの観光客を迎え入れるようになった。最近は中心街までの交通手段も整備され、10分おきにバスが出るようになっている。中心街はヤフーをはじめとする大手企業の進出や、街中開発が進み、観光客だけでなく市民にも愛されるようになってきた。八食センターと呼ばれる海鮮市場へのアクセス向上などなど…さまざまな施策が動いている。

 

「新八戸駅」と揶揄されていた八戸駅、そして玄関口と中心街との距離をウィークポイントとしてきた八戸市だが、その弱さをカバーしつつ、さらなる活性化が進めばいいと思う。「八戸駅」「本八戸駅」それぞれの良さを活かして。

 

参考記事

headlines.yahoo.co.jp